「ゆるさ」は手段



多賀城をあそぶプロジェクト(仮)が動き出して8ヶ月が経過しました。

多賀城の地域資源を活かしておもしろくしようと試験的にはじめたこのプロジェクト。

少しずつですがゆるやかな輪が広がりつつあります。

何もないと思われがちなまちでも必ずおもしろい人がいて、その人たちをつなげるだけでも何かができそうな気がします。

おもしろい人を招いて車座で話をするカタコトークも次で6回目になります。

(次回のゲストはカフェの店主です。詳しくはこちら→

多賀城で仕事をはじめて5年目を迎えますが、地域にこんな人がいたのね、という新たな出会いがたくさんありました。

今後も月1回ぐらいのペースで続けていきます。

日常を旅行するミチクサトラベラーや地域の情報を発信するフリーペーターの養成など、他の企画もこれからどんどんおもしろくなりそうです。


先日、情報レンジャーという復興に向けて活動している団体などを紹介するプロジェクトでも紹介してもらいました。あまり復興という意識はありませんが、よくまとまっているので掲載します。取材を受けたのはプロジェクトメンバーの松村さんです。


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メンバー5人で始まった多賀城をあそぶプロジェクト(仮)。このプロジェクトは、多賀城のいろいろな資源(人、場所、情報など)をいかしてまちをおもしろくするための活動だそうです。主な活動は「カタコトーク」「ミチクサトラベラー」「フリーペーター」。その活動内容については動画の方で説明していただいているので、そちらをご覧下さい。
いずれもゆるーい感じの名前ですが、これには訳があるようです。「ふるさとをなんとかしなければ」ということで始めないようにしていると話すメンバーの松村さん。ゆるくやりたいからというのもあるのですが、実はメンバーそれぞれ熱い想いはもっているんだけど、見せ方として 間口を狭くせず、また入ることで任務があるとか押しつけがないようにしたいと考えているためだそうです。それは誰もが気軽に参加できるようにするため。そして、それがまちづくりや誰かの為につながるようにしていきたいからとのことでした。
参加対象は多賀城市民に限ってはいないそうです。多賀城に興味がある人、関わりのある人だれでもOK。参加したいと思った方は松村さんに連絡してみてください。「いいよ」って言ってくれると思います。

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松村さんも言ってますが、このプロジェクトは一見ゆるそうですが、実はメンバーはいろいろ考えて動いています。「ゆるさ」は手段であって「おもしろそう」「たのしそう」な雰囲気を伝えることでより多様な人と出会う機会を広く設けています。

つれづれ団も基本的にそこは同じだと思います。

高尚な目標を掲げることで可能性を限定してしまう場合もあるのかな、と。ケースバイケースですけどね。

ただ間口を広げることで多様な人が出会うことで思いがけないおもしろいことが生まれる場をこれまでいくつも目撃してきました。これはこれで一つの方法だと思います。

試験的なプロジェクトなので今後もいろいろチャレンジしたいと思います。


多賀城在住の方や出身の方、何かしら関わりのある方はぜひご参加くださいませ。

今後の動きもお楽しみに。








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